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今回は呼吸についてお話していきます。

正直、ブレレボの中でもあまり重視されない傾向があるのが呼吸や精神面のコントロール、です。

やはり、どうしても直接的な効果のを期待出来る口腔内ケアが一番重視されて、次にサプリメント、食事を気にするというケースが多いようです。

しかし、呼吸というものは毎日、休むことなくしているものです。

少しでもこの呼吸に意識が向けば、体の状態も変化します。

 

■呼吸は深くが基本

呼吸と言われても、何をしたら?となりますが、まずはとにかく深い呼吸を意識すること、です。

呼吸は普段は無意識で行っているものですが、意識して呼吸することも出来ますよね?

ですのでとにかく意識出来るときは、深く呼吸をすることが重要です。

・吐く息だけを意識すれば良い

呼吸はとにかく吐く息だけに集中すれば良いです。

息を吐いたら後は自然に吸うようになっているので、とにかく息を吐くことに集中しましょう。

だんだんと慣れてくると、仕事をしているときや何か家事をしているとき等、集中しているときも息を深く吐くことが出来るようになってきます。

さすがに完全に無意識という訳には行きませんが、呼吸を深くしながら集中する方法がだんだんと分かってきます。

 

■横隔膜を意識する

呼吸は肺に空気を送り込んでいますが、肺そのものには肺を動かす骨格筋がありません。

つまり、肺そのものは呼吸のためには何も出来ないということです。

そのため、呼吸は横隔膜、肋骨の間にある筋肉(肋間筋)、頸部や腹部の筋肉によって行われます。

特にこの中でも横隔膜が呼吸の7割以上の役割を締めており、呼吸のために最も重要な部位です。

・横隔膜が内蔵をマッサージする

呼吸を深くすると横隔膜をはじめとする呼吸筋が大きく動くようになります。

横隔膜が上下の大きく動くと、その動きによって内蔵も同時に動きます。

これにより内臓はマッサージされているような状態になるので、内蔵の働きが活発になります。

胃腸を始めとして、肝臓、腎臓も含めて、内蔵は口臭とは密接な関係にありますのでこの横隔膜のマッサージによって内蔵の働きがアップすることは非常に有益なのです。

 

■猫背はNG

呼吸と関連して、姿勢も重要になってきます。

猫背の場合、呼吸の恩恵を受けにくくなるので、良い姿勢を保つことが重要になります。

試しに、猫背にして深く呼吸をしてみて下さい。横隔膜の動きが制限されて深い呼吸にならず、内蔵の動きも弱いのが分かると思います。

反対に姿勢を正して深く呼吸をすると横隔膜も良く動き、内蔵の大きく動きます。

呼吸を深くするためには、必ず良い姿勢を常に意識するようにしましょう。

 

■呼吸を深くするだけで精神面が安定する

呼吸を意識して深くすると常にリラックスした状態を保つことが出来ます。

呼吸を意識すれば副交感神経を優位にすることが出来て、常に落ち着いた精神を保てるのです。

現代ではほとんどの人は交感神経が過度に優位になっていて、常に緊張を強いられています。

交感神経が優位になっていると唾液の分泌も減っているので、口臭が発生しやすい状態にあります。

過度な交感神経優位を正すためには、常にリラックスを意識して呼吸を深くした方が良いのです。

 

■呼吸まとめ

とにかく深い呼吸を意識する
気づいたら呼吸を深くする。
(習慣化するまでは忘れがちになるのでたまには思い出しましょう。)
姿勢は正す
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今回も前回の呼吸法の続きです。

前回は出来るだけ深く呼吸をすることを紹介しました。
実際に呼吸が深くなるだけでリラックス効果もあり、精神面にも良い影響を与えます。

今回はマニュアルでも紹介している、息止めについて解説していきます。

突然ですが、息止めてますか?

普段生活をしていると息を止めること自体少ないと思いますが、息止めは体に非常に大きな効果があります。

 

■深い呼吸と息止めの違い

人間は常に呼吸をしており、息を深くするだけでもリラックス効果という恩恵を受けることが出来ます。

さらに息を深くしていく、もっともっと息を深くしていくとヨガや瞑想のような効果を得ることが出来ます。

これとは少し別枠になるのが息を止めるという行為です。

息を深くしていく行為は深くなると1呼吸で1分、2分と時間が長くなっていきますが、息を止めることはありません。

常に少しずつ息を吐いて、吸ってを繰り返すものです。

また、精神の安定や無心になることが重要なため、息がとても苦しくなるまでの無理はしません。

逆に息止めは息が苦しくなる限界まで止めることがポイントになります。

数秒息を止める程度では意味がないため、必ず息が苦しくなるまで止めることが重要です。

 

■息止めのメリット

息を止めることのメリットは酸素欠乏による血流の改善です。

息を長いこと止めていると脳は酸素が足りない、非常事態だと勘違いして血流を早くして酸素を取り込もうとします。

血流が良くなることによって炎症部位のうっ滞も改善しやすくなりますので、間接的に口臭改善にも効果が出る、ということです。

慢性副鼻腔炎や鼻炎にも効果的です。

また、呼吸を深くするよりも大きなリラックスを得ることが出来るようになります。

長く息を止めるという行為は非常に苦しく、死を感じる瞬間すらあります。

このような極限状態になると人は緊張とは無縁になるのか、不安やストレスも大きく軽減されます。

マラソンをしてランナーズハイになっている時に似ているかもしれません。

余計なことを考えず、ストレスを大きく軽減出来るので、精神面の安定にも非常に有効です。

 

■息止めのやり方

息止めはやり方は非常に単純です。

この場合は通常の呼吸とは別で、息を先に大きく吸ってOKです。

極限まで息を吸ったら、後は息を止めます。ひらすら、我慢出来る限界まで止めます。

苦しくなって、もうこれ以上は息を止められないという段階まできたら、息を吐きます。

これだけ、です。

無理をしすぎて失神しても困るので、自分の出来る範囲でやって下さい。

水中でやる場合には窒息死する恐れもあるのでお勧めはしません。

 

■息止めの究極、パージ(ハイパーベンチレーション)

マニュアルでも紹介しているパージについてここでも紹介します。

パージは息を極限まで長く持たせるためのテクニックです。(素潜りのダイバーが主に使うようです。)

やり方はこちらも簡単で、まずは息を深く吐く、吸うを交互に繰り返します。

かなり素早く(1秒くらい)吸う、吐くを繰り返します。30秒から1分くらい繰り返します。

これによって二酸化炭素を体内から追い出します。

人間が苦しいと感じるのは酸素が足りなくなるからではなく、二酸化炭素が増えるから、です。

ですので、パージによって予め、体内の二酸化炭素を減らしておくことによって、その後息を大きく吸ってから、息を止める際に長い時間息を止めることが出来るようになるのです。

 

■息止めのまとめ

深呼吸とは違って、息を止めるという行為をしないといけないので少し面倒ではありますが、その分、効果も高いです。

運動よりも手軽に実践は出来るので、仕事中や休憩中等、ぜひ試してみて下さい。

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お酒が大好き。
どうしても毎日晩酌してしまう。
付き合いが多くてお酒を断つことが出来ない。

このようなお酒にまつわる悩みは多いようです。

以前にお酒のダメージを出来るだけ軽減する方法を紹介しましたが、今回はお酒自体をやめる方法について考えていきます。
(下戸の方やお酒は一切飲まない方には全く不要な回なので飛ばしてもらって結構です。)

可能ならば口臭がしっかりと改善するまではお酒は完全に辞めることが望ましいです。

この期間は人によって様々ですが、まずは胃腸が完全に健康を取り戻して炎症体質自体を改善させないといけません。

アルコールは喉や食道にダメージを与え、そして胃と腸にもダメージを与えます。

さらにアルコールの分解で肝臓も疲弊させますので、トータル的には全ての飲食物の中で最も口臭を悪化させるものと考えて差し支えありません。
(特に上咽頭炎や慢性副鼻腔炎、慢性鼻炎等、鼻や喉に問題を抱えている人には影響が強いように感じます。)

ですので、多少のアルコールが体に入っても影響を受けない体質が作られるまではお酒は完全に断った方が良いのです。

 

■お酒をやめる第一歩は晩酌をやめること

基本的なことですが晩酌は絶対にやめるべきです。

お酒の付き合いで外で飲むなら仕方ないケースもあるかもしれませんが、家での晩酌は完全に個人が好きで飲んでいるものです。

一日働いた後の楽しみは晩酌だけだ!という方もいるかと思いますが、晩酌はやめるようにしましょう。

 

■酒のリラックス効果は?

確かにお酒には精神を緩ませてリラックスさせる効果が見込めます。

ですので、ある程度の体が出来てくればお酒を飲んでも口臭が悪化することはなくなりますから、少量のお酒を飲むことは悪いことでは無いです。

ただし、始めのうちは少量のアルコールでも体にダメージを受けます。

内蔵、特に腸を修復するためには腸にダメージを与えるものを極力取らないことが重要です。

アルコールやグルテン、糖質等がその代表になります。

一旦、体が出来てしまえば腸にダメージを与える食物を摂取しても大きな問題にはなりませんが、体質がしっかり良い方に変わっていないとダメージは大きいのです。

水道管が破裂したら水道の元栓をしっかりと締めてから修理をしますよね?

水道を流しっぱなしにしていたら水が漏れ続けることになり、そのままで修理をするのは非常に困難です。

それと同じで一旦壊れた体を直すためには、その修復期間は内蔵にダメージを与える食品を摂取しないことが重要なのです。

 

■お酒でダメージを受けない量はどのくらいか?
お酒でも少量ならば体へのダメージは少ないです。

しかし、このダメージを受けるかどうかは完全に個人差があるので、どれくらいならばOKという目安はありません。

簡単な実験としてはお酒を暫く辞めた時の状態(2週間とか1ヶ月とかのある程度の長い期間の禁酒)とお酒を飲んだ時の状態を比べる、という方法があります。
(正確には飲んでから数時間後や1日後をチェックする。)

お酒を飲んだ後の方が口臭が悪化していれば、それは自分の限界量を超えているということになります。
大抵の場合、この限界量は驚くほど低いことが多く、350MLの缶ビール1本でも口臭悪化となる場合も多いです。

■お酒の付き合い時の対処

そうは言っても、仕事上の付き合いやお酒の付き合い、というものもあるでしょう。

そのような場面を酒を飲まずに乗り切るには「肝臓の数値が悪くてさー」や「ドクターストップがかかってまして。」等と医者に止められていると宣言する方法が有効です。

昔ならいざ知らず、このご時世に医者に止められているのにお酒を強要する人はいないでしょう。
(もちろん、お酒を断ると取引に支障が出る可能性がある等、何かしら事情がある場合にはケースバイケースで対応して下さい。)

私もお酒を飲みたくない時や調子が悪い時は「医者に止められてます。」と言って、やんわりお酒を断るようにしています。

お酒を飲まないだけで機嫌が悪くなる酒飲みは一定数いるので(俺の酒が飲めないのか?系の人)、ちょっと今日は飲みたくないなという時でも必ずドクターストップがかかっていると言い訳するようにしています。

 

■そもそも酒が好きで辞められないケース

お酒が趣味、何よりの生きがいだという場合には口臭を改善させるための一時的なものだとしてもお酒を辞めるのは困難かもしれません。

しかし、お酒を辞めるだけで口臭が確実に軽減する人は多数いますので、ぜひ一時的でも良いので断酒をしましょう。

その後、口臭をコントロール出来るようになったら節酒に切り替えれば良いのです。

・節酒をする
酒好きがいきなり今日から断酒しよう!と思っても、高確率で失敗します。

ですので、まずは酒の量を減らすようにしましょう。缶ビール1本までにする、等です。
1週間~2週間かけてお酒の量を減らしていき、最終的には飲まないようにする、ということです。

・炭酸水やノンアルコールビールを飲む
晩酌をしていた人にとって、お酒をやめると食事が寂しいものになります。
タバコをやめると口寂しくなるのと同じですね。

そこで、お酒の変わりに炭酸水やノンアルコールビールを飲むことをお勧めします。
シュワシュワした炭酸水にレモンを絞ればノンアルのレモンハイになります。

ノンアルコールビールはそのままお酒の気分を味わうことができます。
晩酌を習慣としていた方はこのようなノンアルコールの代替品を飲むことで飲酒衝動を抑えることが出来るようになります。

・お勧めのノンアルコールビール
お勧めは断然アサヒのノンアルコールビールです。

正直、最もビールに近いテイストで違和感無く飲むことが出来ます。
特にドライゼロはビールに味が似ていてとても美味しいです。

ドライゼロフリーもラガー感があってなかなか美味しいです。
日本製では現状、アサヒ以外のメーカーのノンアルコールビールはイマイチです。

ビール好きにとって許容できるのはアサヒのノンアルコールビールだけだと個人的には思います。

もう1つお勧めはドイツのヴェリタスブロイというノンアルコールビールです。
こちらは実際のビールからアルコールを除去したものなので、作り方から日本産とは違います。

日本のノンアルは色々な添加をしてビールの味に似せているからです。
ヴェリタスブロイは炭酸が弱めで、ビールっぽさはアサヒのノンアルに劣りますが元はビールですし美味いです。

添加物が入っていないというのも好材料と言えます。

最後にこちらもドイツでビットブルガードライブというノンアルコールビール。
こちらは0.05パーセントのアルコールが入っているので厳密には完全なノンアルコールでは無いです。

製法としてはこちらもビールからアルコールを抜いており、味、キレやコク等、総合的にはノンアルコールビールで最も美味いと思います。

ただし、高いです。330MLで1本300円くらいするので通常のビールよりも値段が高く、ご褒美として飲むのが良いかもしれません。

常飲するノンアルコールビールはアサヒ(特にドライゼロがオススメ)かヴェリタスブロイの2択かなという印象です。

・主食を食べる
アルコールが好きな場合には、まずは主食、つまりご飯(白米でOK)を食べるようにしましょう。

ご飯を食べることで飲酒欲求を減らすことが出来るから、です。

糖質の害よりもアルコールの害の方がはるかに大きいので、アルコールをやめるためにご飯を食べるのは有効な方法です。

断酒に慣れてきたら少しずつ、糖質も減らしていけばOKです。

・酒をやめた後のメリットを考える

お酒を辞めることのメリットは非常に大きいです。
一時的にでも断酒をしたことがある人は分かると思いますが、断酒自体にはデメリットは全く無いんですよね。

せいぜい、一緒に飲みに行った仲間に少しがっかりされるくらいなもので、慣れてしまえば酒の席でもノンアルコールで普通に楽しむことができるようになります。

このような断酒した場合のメリットを目的にするのも一つの手です。

朝の目覚めがスッキリする

胃腸の調子が良くなる

気分が落ち込むことが少なくなる

やる気やモチベーションが高くなる

集中力が増す

余計な出費を抑えることが出来る

お酒をやめることで得られるメリットは非常に多いです。
もちろん口臭とも直結していますので、口臭軽減にもなります。

何より、お酒を飲んでいなかった子供の頃のように活力が湧いてくるようになります。
お酒が大好きな人はぜひ一旦、断酒をしてその効果を実感してみて下さい。
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前回はお酒の辞め方について色々と紹介しました。

今回は、やめるシリーズ第2弾として、甘いものやラーメン等の炭水化物を出来るだけ苦労することなくやめる方法を紹介していきます。

■甘いものをやめる方法
甘いものが大好きでどうしても辞められないという人も多いですね。

ただ、甘いものを食べると菌が繁殖しやすくなりますし、膿汁の濃度が高い場合や舌苔がひどい場合には即口臭に直結する食べ物です。

それを自覚しているため、何とか甘いものを辞めたいと思っている人も多いようです。

ここでは出来るだけ苦労することなく甘いものをやめる方法を紹介していきます。

・タンパク質をしっかり摂取する
甘いものを渇望する人はタンパク質が慢性的に不足しているケースが多いように思います。

タンパク質をかなり多めに摂取するようになると甘いものをあまり欲しくなくなります。

どうしても甘いものが食べたくなるという場合には、プロテインをしっかり摂取するようにしてみて下さい。

基本的にはプロテインは飲みやすくするために人工甘味料を加えてあります。

ですので、糖質はほとんど無いですが、かなり甘くて飲みやすくなっているのです。

タンパク質も摂取出来て、甘いものを摂取した気分になれるので一石二鳥です。

人工甘味料は体に悪くないのか?というと悪いのですが、タンパク質を摂取するメリットの方が上回るので、通常のお菓子を食べることとは比べるまでもありません。

特のi-herbにあるコンバットのプロテインは甘さが強いのでお勧めです。

コンバットプロテインパウダー チョコレートミルク
https://iherb.co/JyKoMBp4

マイプロテインのプロテインや日本のサバス等は甘さが控えめなものが多いので、甘いものを欲している場合にはi-herbで入手出来るコンバットのプロテインをお勧めします。

・甘いものを渇望するのは腸内環境の影響?
カンジダというものをご存知でしょうか?人間の体に常駐する日和見菌の一種です。

このカンジダ菌は誰もが持っている菌であり基本的には悪さをする菌では無いのですが、腸内環境のバランスが崩れているとこのカンジダ菌が異常に増殖してしまい、悪玉菌になってしまう可能性があると言われています。

カンジダ菌の大好物が糖質とアルコールです。

体の中から大好物である糖質やアルコールが無くなるとカンジダ菌は体に糖質やアルコールを摂取するように訴えかけます。

そのため、人は無意識に甘いものやアルコールを摂取したくなるということです。

全てが全て、このパターンではないと思いますが、口臭がある場合には腸内環境が悪化していることも多いですしカンジダ菌の影響である可能性は一般の方よりも高くなっていると考えて良いでしょう。

 

■カンジダ菌の除去
カンジダ菌を除去するのに有効なのが糖質やアルコールを断つことです。

カンジダ菌の大好物であるこれらの栄養を取らなければカンジダ菌は必然的に栄養が取りにくくなり、異常な増殖も抑えられるということです。

しかし、甘いものが辞められない訳ですから、やめればOKという単純な話にはなりません。

そこでお勧めなのがサプリメントによるカンジダクレンズです。

これはカンジダが体の中に住みにくくなるようなハーブ類等で構成されているサプリメントで、カンジダの異常増殖を抑えてくれる働きがあります。

・お勧めのカンジダクレンズ

NOW FOODS
カンジダサポート
https://iherb.co/j2WAvrh2

now foodsのカンジダサポートはオレガノやパウダルコを主体としたハーブサプリメントです。

サプリメントの蓋を開けると、いかにもハーブです!という香りが凄いです。

基本的には食後に飲みます。空腹時に飲むとハーブの効力が強すぎて胃が痛くなる可能性があるので食後がお勧めです。

カンジダサポートは基本的には毎日続けて摂取するものではありません。腎臓のクレンジングと一緒で2週間や3週間等、ある程度決まった期間だけ摂取するようにして下さい。

このサプリメントでカンジダ自体の異常増殖を抑えることが出来れば、そもそも甘いものへの欲求自体が減る可能性がある、という訳です。

■甘いものをやめる方法まとめ

甘いものを欲するケースはタンパク質不足であることが多い。

人工甘味料で甘い味のするプロテインを摂取すれば、タンパク質を増やしながら甘いものを摂取できる。

そもそも甘いものを食べたい欲求はカンジダの異常増殖によるものの可能性があるので、サプリメントでカンジダ菌を正常に戻してあげる。

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今回は慢性副鼻腔炎を起因とする口臭対策について紹介します。

慢性副鼻腔炎は鼻腔と副鼻腔の間の細い通り道が炎症によって塞がってしまい、副鼻腔に膿が溜まってしまう病気です。

この副鼻腔にたまった膿は空気と触れることがなく換気されないため、細菌が繁殖していき臭いが強くなってしまいます。

■副鼻腔炎は診断が難しい
副鼻腔炎ならば耳鼻科に行けば診断できるかというとそうとは限りません。

実際にレントゲンやCTスキャンを撮ってもハッキリと膿が写ることは稀です。
ハッキリ写るということはかなり症状が進行しているということになります。

少し影が見えるか見えないか程度の蓄膿でも濃度が高ければ強い口臭にはなります。
しかし、この程度の量では耳鼻科では慢性副鼻腔炎、蓄膿症とはっきり診断されないケースが多いです。

何件も耳鼻科をはしごして慢性副鼻腔炎と診断されたというケースはかなりあります。
ですので、慢性上咽頭炎だけでなく慢性副鼻腔炎も診断が難しい症状ということは覚えておきましょう。
(急性の場合にはより症状がはっきりしているのですぐに診断可能でしょう。)

■副鼻腔炎型の口臭対策

・排膿させることが重要
副鼻腔炎の場合にはとにかく排膿が重要になります。

個人差はありますが、セラペプターゼで効果を感じるケースがあります。

セラペプターゼ(ターゼン)に関しては以下を参考にしてください。

ターゼン(セラペプターゼ)の口臭抑制効果を検証

・漢方を使う

漢方薬が効果あったという話も一部ですがあります。
(漢方は効かなかったという声も多いので微妙な部分ではあります。)

排膿散及湯や辛夷清肺湯あたりが定番の漢方になります。
漢方は医薬品ですので、基本的には処方が必要になります。

チクナインは第2医薬品なので処方無しで入手可能です。
排膿散及湯は第2医薬品のものは薬局や通販で購入可能ですが、こちらは処方される医療用があり、医療用の方が効果が高いです。

漢方に関しては医療用の場合には医師の診断が必要になりますので、気になる方は一度最寄りの耳鼻科にご相談下さい。

・医薬品をつかう

○ムコダイン
ムコダインは風邪の時に処方される定番の薬です。
蓄膿症の場合にもよく処方されます。

たんや膿の粘度を下げてくれる作用があります。
ムコダインを使うことによって膿が排出出来れば口臭を軽減させることが出来ます。

ムコダインは副作用も少なく処方もされやすいのが利点です。

○抗生物質
慢性副鼻腔炎によく使われるのが、低用量抗生物質の長期投与です。

この抗生物質の長期投与は体へのダメージもありますし(いわゆる薬害)、何より口臭には効果がなかったという相談が多いです。

口臭治療目的ではあまりお勧めは出来ない方法です。

○ステロイド(非推奨)
ステロイドの内服剤(プレドニン等)を摂取する方法です。

副鼻腔炎の中でも難病に指定されている好酸球性副鼻腔炎に効果的といわれています。

ステロイドですので、当然大きな副作用がありますので、あまりお勧めは出来ない方法です。

・ツボ押し
顔面のツボ押しによって排膿を促すことが出来ます。

基本的には鼻の穴の両サイド付近、眉間の付近あたりは効果があります。

つぼを押すことによって強制的に膿を排出することが出来ます。
ただし、この方法ではある程度膿の粘度が低いことが条件になりますので、炎症度が高くて膿の濃度が高い場合には効果がほとんど見込めません。

・禁酒する
アルコールは口腔内の炎症をかなり悪化させるケースが多いです。
特に慢性的な副鼻腔炎はアルコールによって悪化します。

慢性副鼻腔炎で日常的にお酒を飲んでいる場合には禁酒するだけで、かなり症状が軽減することがあります。
禁酒は最も効果が出る可能性がある慢性副鼻腔炎を起因とする口臭対策ですので、ぜひ取り入れて下さい。

■副鼻腔炎の対策まとめ

漢方や薬等、一般的な方法を紹介しましたが、基本的にはあまり効果が見込めないと思います。

炎症体質の場合、上咽頭炎と副鼻腔炎がセットになっているケースも多く、炎症自体を抑えないと、どうにもならないケースが多いです。

ですので、節酒や運動、糖質制限等、基本的な積み重ねが非常に重要です。

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メルマガ26 通目
今回は鶏肉についてがテーマです。

タンパク質を安定的に摂取する上で卵と鶏肉は欠かすことが出来ません。
この鶏肉ですが国産と輸入品で大きく価格が違います。

輸入は主にブラジルが多く、ブラジル産の鶏肉はスーパーでも見かけると思います。
そこでブラジル産の鶏肉はメイン食材として取りれてOKかについて考えてみたいと思います。

■国産とブラジル産の鶏肉の価格差

まず、国産とブラジル産の鶏肉の価格差はどれくらいでしょうか。
それぞれスーパーで特売されている概ねの値段は下記になります。

全部100グラムあたりの価格です。

国産鶏肉

もも肉100円
胸肉 50円

ブラジル産

もも肉60円
胸肉30円

かなりざっくりとした値段なので、うちの近くはこんなに安くないよと思われる方もいると思いますが、業務スーパーやコストコ、格安のスーパー等では概ねこのくらいかなと思います。
(コストコにはブラジル産の鶏肉はありませんが。)

 

価格的にはブラジル産の方が4割くらい安い計算になります。

味や安全性に問題が無ければブラジル産鶏肉をメインにしたいという方もいらっしゃいます。

■ブラジル産の鶏肉は危険?
正直、ブラジル産の鶏肉と聞くと、何かヤバそう、というイメージがありませんか?

2017年の3月にブラジルの一部の食肉加工場が衛生基準を満たさない食肉や食肉加工品を国内外へ販売していたという問題が発覚し、世界各国で大きく報道され、日本でも一時的に輸入が禁止になりました。

この時の印象が残っているものと思われます。

過去に抗生物質等の薬剤が基準値を超えていたという事例があり、アメリカでは輸入を全面禁止されています。
アメリカの場合、2017年より以前から輸入は禁止されているようです。

また、EUでも一部ブラジル産の鶏肉を輸入禁止している国もあります。

そのため、ブラジル産の鶏肉は危険だというイメージがついているようです。

また、ブラジル産はブロイラーだから危険だ、と思っている人もいるようです。

・ブロイラーとは?

そもそもブロイラーって何?って話ですが、ブロイラーというのは簡単に言うと食用として飼育され、短期間での出荷を目的として作られた鶏のことです。
生まれてから2ヶ月もせずに出荷されていきます。

この短期間で鶏を育てるために成長ホルモンを使っていると噂されて、ブロイラー=危険な肉という印象がついています。
しかし実際には、成長ホルモンの投与は禁止されているため、使用されていません。

・実は日本の若鶏もブロイラー

日本で若鶏と書かれている鶏肉は全てブロイラーです。上記価格帯の鶏肉はまず間違いなくブロイラーだと思ってもらってOKです。

つまり飼育方法としてはブラジル産の鶏肉と国産の鶏肉での違いはありません。

日本の方が土地が狭く、鶏の飼育環境は良くない可能性すらあります。

ブラジル産だから危険、ということは私達の思い込みに過ぎない可能性があります。

ただし、国産に比べて安全か?と言われると疑問が残るのは事実です。
検査を通っているから安全だと言われても中国産の食品を購入するのを躊躇してしまうのと同じかもしれません。

国としての信頼度が低くなってしまっている、ということでしょう。

 

■外食では頻繁に使われている
ブラジル産の鶏肉はファミレスを中心に頻繁に使われています。

ガストやデニーズ、ロイヤルホストもブラジル産の鶏肉を使用しています。
(ケンタッキーは国産の鶏肉です。鳥貴族も国産の鶏肉を使用していますね。)

意外と気付いていないだけでブラジル産の鶏肉は私たちの口に入っています。

だから安全だと言うつもりは毛頭ないのですが・・・

■ブラジル産の鶏肉は結局安全なの?
データを見る限りでは安全性に問題は無いように思います。

ですので、ブラジル産の鶏肉を食べたからといって健康被害が出る、ということはないと思います。

金銭的に厳しい場合にはブラジル産の鶏肉を一部取り入れても問題は無いと思います。

■お勧めは国産の鶏肉
これは私の個人的な感想ですが、やはりお勧めは国産の鶏肉です。

同じブロイラーであっても、狭い養鶏場で育てられているとしても。
なぜか、味は国産の方が良いと私は思います。

ブラジル産の鶏肉も決してマズイとは言いません。
しっかりとした調理をすれば、美味しいですし、その場合に国産かブラジル産かを当てろと言われても恐らく分からないと思います。

下味がガッツリ付いてる唐揚げとかチキン南蛮とかならばブラジル産もアリだと思います。

しかし、鶏肉をメインのタンパク源とする場合に、調理はシンプルになることが多いです。

サラダチキンがその最たるものですね。

このようなシンプルな調理の場合、鶏の味や匂いがよく分かります。

シンプルな調理にした場合、ブラジル産の方が鶏の臭みがあるような気がします。

正直、国産でもブロイラーは地鶏に比べるとかなり臭みがあるのですが、ブラジル産とは比べるまでもありません。

味も国産の方が良いです。

ですので、私は可能な限り、国産の鶏肉を食べることをお勧め致します。

特にコストコの鶏肉は一度も冷凍せずに店頭に並んでいることもあり、価格を考慮すると味が非常に良いと思います。

■今回のまとめ

ブラジル産の鶏肉は安全性には問題ないはず。
ただし、国としての信頼性が低く、100パーセント安心安全とは言い難い。

やはり国産の鶏肉の方が味は良い。

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メルマガ 27通目

今回は食事に関しての補足です。

今現在、食生活はどのように変化がありますか?
順調に来ていれば、かなり糖質を減らせているのではないかと思います。

今回はどのくらいのペースで糖質を減らしていくかを解説します。

■基本的には糖質を制限する

絶対では無いのですが、基本的には糖質を制限した方が口臭抑制になります。

ただやみくもに糖質を制限したとしても失敗することが多いです。

その原因としてタンパク質で口臭が発生している、肝臓の疲弊等の問題で口臭が発生しているというケースが考えられます。

ですので糖質を制限すると同時にタンパク質をしっかり摂取するために消化酵素を摂取する、肝臓保護のためにアルギニンやシリマリンを摂取する等の対策が必要です。

このようなポイントをしっかりと抑えた上で少しずつ糖質を制限していくことが理想です。

■どのくらいのペースで糖質を制限するべきか

糖質を制限するペースには個人差が出てきます。
原則としては筋肉量がある場合には糖質を制限しやすいのでペースが早くなります。

部活でスポーツをやっていた、趣味で今でもスポーツをやっている等の場合には糖質制限が成功しやすいです。

逆にスポートを全然していなくて体を動かすのが苦手という場合にはゆるやかに糖質制限していった方が良いでしょう。

今回はゆるやかに糖質制限していく人のペースの目安を紹介します。

・2ヶ月~3ヶ月くらいまでの目安

2ヶ月~3ヶ月くらいは一膳くらいのお米(糖質)を2回を目安にしてみましょう。

このメインの炭水化物以外にも野菜等で糖質は摂取出来るので、これくらいならば大きな糖質制限とはなりません。

そこまで苦労することなく実践出来るレベルだと思います。

この間にプロテインを摂取して、運動もするようにして下さい。

プロテインは空腹感を減らすことが出来ますし、運動によって筋肉がつけば糖質制限も次のステップにすすめるから、です。

・半年くらいまでの目安

半年くらいまでにお米は一膳1回分くらいを目安にします。

これは昼食と夕食に半膳ずつでも良いですし、どうしても朝食べたい人は朝半膳、昼半膳で夜は主食は抜くでもOKです。

合計で1日に一膳くらいを目安にします。

一膳でお米150グラム前後で糖質は50グラム強です。野菜やその他の糖質も含めて合計で100グラム以下の糖質程度になると思います。

プチ糖質制限と言われるくらいのレベルです。タンパク質をしっかり取って筋肉も付いていれば、だるさや疲れも感じにくいです。

このままタンパク質の積極摂取、運動も続けて糖質が少ない状態になれていきましょう。

 

・1年くらいまでの目安

お米は1日で半膳くらいを目安にします。
野菜やその他の糖質を含めても1日あたり60グラム~70グラム程度の糖質に抑えることが出来ます。

大抵の場合にはこのレベルまでくれば口臭もしっかり改善されるレベルです。

・1年以上の目安

お米等の主食となる炭水化物は摂取しない。

糖質制限の理想形です。ただ、当方は主食以外の野菜等の糖質も制限するのはお勧めしていません。

野菜はしっかり摂取して食物繊維やビタミンを自然な形で摂取することが重要だと考えています。

ですので、主食は摂取しませんが、野菜等の糖質をそこまで気にする必要はありません。

重要なことは口臭を改善させることなので、半膳や一膳の主食摂取で結果が出ているならば無理してより厳しい糖質制限に進む必要もありません。

この間に食物繊維やプロバイオティクス等もしっかり摂取していれば腸内環境の改善も進み、またタンパク質の摂取や運動によって胃腸自体の強化も進んでいるはずです。

総合的に口臭が発生しにくい体質へと変化していれば、多少の糖質やアルコールは問題にならなくなっています。

このように順調に食生活や習慣を変えられるとは限りませんが一つの目安として紹介しました。

口臭が軽減してきたら、それに伴って少しずつ食生活を元に戻していってOKです。
これはサプリメントも同様で口臭が軽減したらサプリメントも少しずつ減らしていくようにしましょう。
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前回は糖質制限の目安についてお話致しました。

順調に食生活や習慣を変えられる人もいれば、なかなか思うようにいかない人もいると思います。

今回はマニュアルを実践していてもなかなか習慣化しない人へのアドバイスです。

 

■駄目でも全然OK

恐らく、順調に良いペースで食生活や習慣を変えていける人ばかりでは無いと思います。

私自身も糖質制限をしてみたものの暴飲暴食を繰り返してしまい元に阿弥陀に戻ってしまった、お酒を一日中飲んでしまい二日酔いでボロボロになった、運動が習慣化せずに3日坊主に。

私も以前はこのような経験を何度もしています。

重要なことは気付いた時にまた始めることです。

人間は一度辞めてしまったら、もういいやと投げやりになってしまうことも多いです。

昨日、お酒をたくさん飲んでしまったからもうどうでもいいや、今日も飲んでしまおう。

なかなか口臭も良くならないし、ついに甘いものを食べまくってしまった。
暴飲暴食もしてしまった。何か緊張の糸が切れたから好きなものを食べてしまおう。

 

このように思ってしまい、自暴自棄になってしまう人も多いと思います。

私もこのようなことを繰り返していたのでよく分かります。

口臭というものは発生メカニズムが人によって違いますし、どんな時に炎症が悪化するのかも個人差があります。

そのため、マニュアル通りやっているのに口臭が悪化したり成果が停滞すれば、モチベーションも下がりますし、好きなものを飲み食いして元の食生活に戻ってしまった、ということは珍しくありません。

全然OKです。それが普通なので。

 

■また頑張れば良いだけ

大事なことは、また頑張ろうと思った時に再度、立ち上がることが出来るか、です。
いつになっても遅すぎるということはありません。

思い立ったが吉日という言葉があるように、やろうと思った時にまた始めれば良いのです。

前回までに少しは何か実践したと思います。少し糖質制限してみた、サプリメントを飲んでみた、口腔内ケアをやってみた等。

このような経験は決して無駄にはなっていません。

次にやり始める時にはその経験を元に始めることが出来るので、より良い成果が出る可能性が高いです。

諦めても良いです。面倒なら辞めればいいです。

でも、やっぱり臭いのが嫌だ、自分の口臭をホントに何とかしたい、今日のあの人のしぐさはきっと自分の口臭のせいだ。

このように口臭コンプレックスを掻き立てられた時、思いたった時にまた食習慣を変えたり運動したり精神面のトレーニングをすれば良いのです。

 

■3歩進んで2歩下がるで大丈夫

とんとん拍子に口臭を改善させることはなかなか難しいでしょう。

それは、口臭の根本となる炎症は非常に複雑なメカニズムで成り立っているからです。

仮にお酒を断てばその次の日から完全に口臭を無くせるというならば続く人も多いでしょう。
また、甘いものや糖質を断てば口臭を完全になくせるなら皆、続けられます。
サプリメントを飲んで口臭が完全に無くせるならお金がかかっても皆、飲み続けます。(飲むだけなので、むしろこれが一番楽。)

でも実際は違います。しっかり節制してもサプリメント飲んでも、口臭が良くなったと思ったらやっぱり悪くなったりを繰り返します。

で、こうなると大好きなものを断つことが辛くなります。どうせ臭うなら飲んでしまおう、食べてしまおうとなります。
お金をかけるのがもったいないからサプリメントやめよう、運動も面倒だからやめよう、となります。

そして、いつの間にか元の食生活や習慣に戻ってしまいます。

時間が経ってまたそのうち、口臭コンプレックスが爆発すると節制します。でも、また諦めます。
これを繰り返すことになると思います。

実際、私もそうだったので、非常によく分かります。

でも、それでもOKです。
何かキッカケがあって、ちょっとやってみようと思った時に少しずつまた始めれば良いです。

例えば、このメルマガが届いた時には少し気持ちが楽になったりちょっと頑張ってみようと思ったり、多少なりとも心の変化があると思います。

そういうちょっとした気持ちを大事にしていきましょう。

 

ちょっと実践する⇒挫折する⇒やっぱりまたちょっと実践する⇒いつのまにかやめてた⇒またやり始める

こんな感じで少しずつでも前進していけば数年後には大きく前進していると思います。

私もこのように紆余曲折の末、ようやくひどかった口臭が改善し、しっかりと口臭をコントロール出来るようになりました。

一旦、口臭がある程度改善してしまえば後は楽になります。なぜなら、絶対にそれを維持したいと思うようになるからです。

人の仕草や人との距離を全く気にせずに会話を楽しめることは本当に最高です。

学生時代にもし口臭が無ければ、性格がめちゃくちゃ明るい陽キャになっていたのでは、と悔やまれます。
(今でも特に陽キャにはなってないので多分気のせいですが。)

諦めたら試合終了!かもしれませんが、決意を新たにしてまた別の試合に望めばOKなのです。

今回のメルマガを読んで、よし、もう1回頑張ってみようかなと思ったならば、少しずつ一緒にまた頑張りましょう。

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今回は精神面のコントロールについて解説します。

基本的に精神面の改善というものは非常に難しいです。

精神面はそのまま性格にも直結するもので、自分が生まれてからの
何十年という月日をかけて形成されるものです。

例えば、小さなことでも気にしたり不安になったり、
人に怒られたり何かのトラブル等日常ではあまり遭遇しないような出来事が起こると
心臓がドキドキして喉がカラカラになって、その後は暫くは何も手がつかないくらい動揺してしまったり。

このような状態は精神にストレスが過度にかかっている状態で、
胃腸をはじめとする内臓にも負担がかかりますし、もちろん口内環境も著しく悪くなってしまいます。

では、精神にストレスをかけないようにしましょう!と言ったからといっていきなり
キャンプをしていたら熊が目の前に出たのに一切気にせずお茶を優雅にすすっているような超人になることはまず不可能です。

小さなことを気にしないようにしようとしても気になってしまうし、
熊が目の前に出たら心臓が飛び出すくらい緊張してしまうでしょう。

精神面が乱された際の体の変化(動悸や胃腸の不調、唾液の制限等)は自律神経の働きによるものです。

マニュアルでも説明していますが自律神経は自分の意思でコントロールすることが出来ません。

そこで当マニュアルでは寝際のアフォメーションをメインとして、精神面を改善するための
トレーニングをいくつも紹介しているのです。

寝際や寝起きでは自分の潜在意識に直接語りかけることが出来るため、
そこで自分の活力になるようなポジティブな言葉を語りかけることで少しずつ精神面が改善される、
というものです。(詳しくはマニュアルを参照下さい。)

今回はこの精神面を改善させることを主目的とした肉体面からのアプローチについて紹介します。

アフォメーションは実際には精神面を改善するためには非常に有効な方法なのですが、
まだまだキワモノ扱いされてしまうこともあり実際に真剣に取り組んで頂くことが難しいのが現状のようです。

これは実践を続けても成果を感じにくいこと、実践をしている実感を得ること自体が難しいこと等があるようです。
そこで、まずは実践している実感を得られやすい肉体的な面(フィジカル面)からのアプローチで精神面の改善を図ろうというのが今回の趣旨です。

フィジカル面からメンタル面を鍛えることは実は非常に単純です。
それは自律神経を平常に保てないような状態を意図的に作る、ということです。

例えば、すごく嫌なことがあって心がモヤモヤしていたとします。
その状態で仮に1キロ全力疾走したとしたら身体面が限界状態に達します。

呼吸は大きく乱れて、足はガクガクになり、完走後はその場でへたり込んでしまうかもしれません。
このようにフィジカル面が限界状態に達している時にはメンタル面は一時的に休止状態になっています。

身体が疲れている時、負荷をかけている時には余計なことを考える余裕が無いため
精神面に負担がかからないようになっています。

試しに息がきれるくらいの速さでマラソンをしてみて下さい。
(いきなり走ると膝や足に怪我をすることがあるのでストレッチや準備体操は入念にしましょう。)

そして、その状態で嫌な上司から小言を言われてチクチクと怒られていることを想像して見て下さい。
特に何も感じないと思います。
実際に今走っている自分の隣に上司が並走してきて怒鳴ってきても全く動じないでしょう。
そんなことよりも今、マラソンをして非常に疲れていて何も考える余裕が無いからです。

人は大きなストレスがかかると小さなストレスはストレスと感じなくなる適応性を持っています。

そして、身体と精神は自律神経がコントロールしているという点で密接に繋がっていますから
大きなストレスをかけたのが身体面であっても精神面のストレスを打ち消す効果があるのです。

スポーツマンが精神的にタフなのも常にフィジカルを鍛えることで大きなストレスをかけているからです。

マラソンも精神トレーニングに適したトレーニングではありますが、毎日実践するには時間がかかる、
という難点もあります。

そこで、時間をあまりかけずに精神トレーニングにもなるフィジカルトレーニングを紹介したいと思います。

それは高強度インターバルトレーニング(SIT)です。

これは短時間、強度の負荷を体にかけて短時間休憩して、また短時間強度の負荷をかける、ということを繰り返すトレーニングのことです。

インターバルトレーニングの中でも最近注目されている高強度インターバルトレーニング)ですが、
いろいろな強度と運動時間の組み合わせの中で、タバタプロトコル(tabata protocol)が特に有名です。

マニュアルでも紹介していますね。

これは田畑泉博士が1996年に発表したもので、簡単にまとめますと、

・高強度(続けて行えば50秒程度で疲労困憊に至るような強度)の運動
・20秒の高強度運動と休息10秒を1セットとする
・これを合計8セット(計4分間)行う

というものです。

今回は精神トレーニングがメインですので、選択する高強度運動はダッシュで走ることが良いです。

心肺機能、内臓を含めた全身を鍛えることができる運動です。

実際にやってみると分かりますが、かなりキツイです。
と言いますか、高強度の運動を上記条件で行うのは一般の人には無理、と言ってもいいくらい厳しくかなりのスポーツマンでも難しいレベルでしょう。

そこで、この高強度の度合い、つまりどれくらいの速さで走るのかは適切な速さに調節するようにしましょう。

特に今まで定期的に運動をしてきた人でない場合には
いきなり早いペースで走ると膝や足、腰等を痛める可能性があります。

入念にストレッチをした上で、体が痛まないように慎重にスタートして下さい。
弱~中程度のダッシュ20秒、休息10秒を1セットの合計8セットを当面の目標にすると良いと思います。

また、靴の選択も重要でランニング用の靴にした方が膝が痛みません。

安いものなら2000円から3000円程度で購入出来ます。
クッション性に富んでいますので足と膝の負担をかなり減らすことが出来ますので、
3日坊主にならずに続けやすくなると思います。

このような息を切らすくらいの運動は精神面の鍛錬にもなりますし、新陳代謝も良くなり胃腸をはじめとする内臓の活性化にも繋がります。

口臭を改善させる上で有効な方法ですので、少しキツイかもしれませんが、ぜひ取り入れてみて下さい。

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前回は運動によって精神面も鍛えるという方法をお伝えしました。

今回はより簡単に実践出来る精神面のコントロール方法、向上方法をお伝えします。
結論から言ってしまうと、【使う言葉に気をつける】、ということです。

何気なく使ってしまうネガティブな言葉。
もうダメだ、疲れた、苦しい、つまらない、口臭も良くならない、人に嫌われている、死にたい等。

このようなネガティブな言葉が精神面だけでなく身体面にも影響を与えて、より口臭を悪化させている可能性があります。

植物にネガティブな言葉をかけ続けていると枯れてしまって、ポジティブな言葉をかけ続けると元気に育つという話があります。
花は言葉は分からないので嘘のような話ですが、言葉自体というよりもその時に感情、悪意等を受け取るのかもしれません。

実際に家具屋さんのIKEAがいじめの啓蒙の一環としてUAEの小学校の協力の元、興味深い実験をしています。
その名も「植物をいじめる」と題された実験では、2つの同じ種類の鉢植えを用意。

1カ月間学校の片隅に、同じ条件下に並んで置かれました。
違うのは子供達からの声かけの内容だけ。
片方は日々子供達から褒められたり、励まされたり、ポジティブな言葉がおくられた一方で、片方にはネガティブな言葉を投げつけてもらい、いじめの対象になってもらいました。

生徒が直接言葉をかけられない時間帯は音声テープで声をかけ続けるという徹底ぶりです。

実験期間の1ヶ月が終わると結果は歴然。
日々褒められ続けたグリーンの方はピンピンとしていて元気!一方、毎日毎日怒鳴られ、けなされ、いじめられていた方は見るからにしょんぼりと葉を落とし今にも枯れそうな痛々しい姿に。

言葉の分からない植物でも、それだけの影響を受けているのです。
私達がどれだけの影響を受けるかは容易に想像出来ます。

口臭に限りませんが、コンプレックスを誰かに指摘される、馬鹿にされるというものは、イジメと同じような攻撃をされているようなものです。

特に口臭の場合には、心無い相手が臭いと陰口をたたいたり、露骨に鼻を押さえる仕草をしたり。
中にはこちらの気にしすぎ、思い込みのケースもありますが、こちらがそう思った時点で完全にイジメと同じで(気にしすぎの場合にはイジメで言えば無視みたいなもの?)、私達に大きなショックを与えます。

これを回避するためには実際の口臭自体を無くすことが最も有効なのですが、いじめ抜かれている現在の状況ではなかなかそこまでもっていくのが困難です。

そこで、まず自分自身にポジティブな言葉をかけてあげましょう。
むしろポジティブな言葉しか使わない、思わないようにして下さい。

ありがとう、感謝しています、絶対に良くなる、とにかく楽しい、うれしい、サイコーだ等。
気持ちが良くなる言葉、自分が鼓舞される言葉を常に使うようにして下さい。

初めのうちは、拒否反応が出るかもしれません。イジメられている心の声が聞こえてくるかもしれません。

いやいや、今の状況を考えみろよ。どうせ、一生臭いままだよ。
無駄だよ。感謝って何に感謝するのさ!最低の人生だよ。口臭さえなけりゃなぁ。
仕事行くのも嫌だなぁ。どうせまた陰口叩かれてバカにされるんだな。

こんな声が聞こえてくるかもしれません。
それでも、ここをぐっと耐えて、ポジティブな言葉を自分にかけ続けます。

特に寝る間際や寝起きにポジティブな言葉をかけるようにして下さい。
寝る間際や寝起きはとても神聖な時間です。自分の精神や性格に大きな影響を与えます。

この大切な時間にポジティブ馬鹿になりきってみましょう。

ポジティブって言っても、何を考えれば良いか分からないという人もいると思います。
その場合には、感謝、ありがとう、という言葉を唱え続けると良いです。

家族でも良いですし、自分に対してでも良いです。
口臭があっても仲良くしてくれる友人に対してでも良いですし、大好きなペットでも良いですよ。
誰か普段お世話になっている人や大切にしている人やモノ、動物に対して感謝の気持ちを伝えてみて下さい。

これを続けるだけで、かなり心の持ちようが変わってきます。
常に落ち着いた気持ちでいられるようになってきます。

酷い口臭の場合、一朝一夕ではどうにもなりません。長い時間がかかります。
その間は自分の中でやると決めたプログラムを淡々と実践し続けることが重要になります。

炎症型の口臭の場合、自分の体調と密接に関わっているので、いきなり悪化することも多いです。
そのような場合でもポジティブを常日頃心がけていると、落ち込むこと無く口臭に立ち向かおうという力が出ます。勇気が湧いてきます。

すると、運動であったり食事であったり酒をやめたり、自分の行動自体も変わってきます。

それが相乗効果となって、実際に口臭軽減にも大きな助けとなっていきます。
精神的な話は軽視されがちですが、非常に重要な要素ですので、ぜひ今日から少しずつでも良いので前向きな言葉を取り入れるようにして頂けたらうれしいです。