塩化亜鉛の個人輸入方法(現在、取り扱い無し)

※2019年12月現在、塩化亜鉛を個人輸入出来ていたファミリーファーマシーグローバルでの取扱いがなくなりました。
そのため、現状では安定して塩化亜鉛を個人輸入する方法は無い状況です。
今後、状況がまた変わる可能性があるので記事自体は残しておきます。

ここでは、またアストリンゴゾールが無くなってしまった場合への備え、塩化亜鉛の濃度を上げてより高い効果を期待したいという方のために塩化亜鉛の個人輸入を紹介します。

そもそも、アストリンゴゾールには塩化亜鉛が0.5%近く含有されており、この塩化亜鉛が上咽頭炎に効果的です。
しかし、市販のマウスウォッシュ、口内ケア用品でこの塩化亜鉛が高濃度で配合されているものはありません。

現状ではアストリンゴゾールを使うか、この塩化亜鉛水溶液を自作で作るか、もしくは塩化亜鉛水溶液を分けてくれる病院を探すしかありません。
(基本的には劇物ということもあり、塩化亜鉛自体を分けてくれる病院はなかなか無いようです。Bスポット療法を推進している仙台の堀田修クリニックでは一度診察を請け負った患者には塩化亜鉛水溶液を分けてくれるようです。これは非常に稀な例であり大抵の病院はBスポット療法を実施していても塩化亜鉛水溶液は分けてくれません。)

ここでは塩化亜鉛を自分で入手する方法を紹介していきます。
また、間違いやすいのですが塩化亜鉛に似た名前で酸化亜鉛というものがありますがこれは別の物質ですので注意しましょう。

塩化亜鉛の個人輸入

塩化亜鉛を個人で薬局で入手する方法は別の記事で紹介したのでそちらを参考にして下さい。

⇒塩化亜鉛の作り方と個人購入の仕方
上記のように、薬局で入手する方法は近年は非常に困難になってきています。

ここでは塩化亜鉛を個人輸入する方法を紹介します。
個人輸入とは要は海外のネットショップで直接商品を購入して海外から商品を送ってもらう、というものです。

この個人輸入の場合に限り、本来ならば処方箋が無いと買えないような第一医薬品や劇薬、劇物を入手することが出来ます。
塩化亜鉛を個人輸入する場合に問題となるのは薬監証明です。
これは劇薬や劇物を個人輸入する際に必要となる手続きですが、手続きが非常に煩雑なため取得するのは非常に厳しいです。

この薬監証明無しで劇物を個人輸入することも可能ですので基本的にはそちらをお勧め致します。
その条件は用法用量からみて1ヶ月分までの量となっています。
塩化亜鉛はハンダにも使えますし用法用量からみてこの1ヶ月分の量というのは非常に曖昧ではありますが少なめの量ということでしょう。

塩化亜鉛に関しては現状、ファミリーファーマシーグローバルでのみ取り扱っているのでこちらから個人輸入するようにして下さい。
塩化亜鉛の個人輸入はこちら

25gで3830円です。(2019年7月に確認。)

正直、塩化亜鉛としてはかなりの割高です。
通常500グラムで数千円程度なので25グラムの価格としては高いと思います。

しかし、500グラムの塩化亜鉛を日本に直接発送してくれる業者は現状無いですし、あったとしても薬監証明が必要になる可能性もあります。
そのため、こちらのファミリーファーマシーグローバルを利用するのがお勧めです。

25グラムでも1%の塩化亜鉛水溶液を2.5リットル作れます。
アストリンゴゾールが2000円以上することを考えると安価ですし、Bスポット療法を数百回は出来るので量的には十分と言えます。